↑場所No1 

  

↑場所No2

   

↑場所No4

  

↑場所No6

ムラサキゴムタケ 4場所個体
Ascocoryne cylichnium 
2013年12月28日 鎌倉市広町緑地
前欄のを含めて同場所のほぼ100m以内の5か所に発生していた、子嚢盤 は浅い椀形、〜皿型で径は2cm以内、群生したものは花弁状に(場所A場所C)になることも多い、子実層面、外面とも赤紫色で殆どが無柄である、5ヶ所のものを、採集し1週間ほど熟成した、子嚢先端は J;+、子嚢胞子、側糸、子実下層、托髄層などを検鏡したが子嚢胞子はすべて17.5〜18.5×5.6〜7μmの以内、楕円形〜紡錘形で左右不対象のものが多く、無色平滑で細かい泡状の内容物がみられる。胞子は無隔壁のものが多いが、隔壁をもっているものも見られる。
側糸は糸状で2.5μm程度、子嚢より長く飛び出ている、先端はやや膨らむ。全ての個体では子実下層は伸長菌組織、托髄層は絡合菌糸である(下図)。